2021-05-20 21:03:43
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どうも。天理です。昨日出てこなかったので今日は2度目の登場です。
チャムさんが柴犬を作ったということなので、ミョウガ流・磁石入り柴犬の作り方でも公開しようと思います。
まず用意するのは「ニードルわたわた(白)」「フルフィール(薄茶)」「アクレーヌ(白・黒)」と、ダイソーさんの「超強力マグネットミニ」。セリアさんでも類似品が売っていますが、若干磁力が弱いです。
あとは当然フェルティング用のニードルと、糸切りバサミを使います。それくらいかな。
ニードルわたわたが中芯で、フルフィールとアクレーヌが表面用です。本当は表面にはアクレーヌを使いたいのですが、チャムさんの作った柴犬の色味がアクレーヌにはない。仕方なく使い勝手がアクレーヌに近いフルフィールを使用します。チャムさんはメリノウールだけど、そこは寄せない。
さっそく作っていきます。最初にごく少量のニードルわたわたを手に取り、その中央に磁石を置きます。
ニードルわたわたを折りたたむように磁石を覆います。
この磁石を包んだニードルわたわたを差し固めるわけですが、体積のほとんどが磁石です。刺せません。コツンコツンいいます。そこで、ニードルの側面で綿をこするようにして固めていきます。やってみるとそこまで難しくはないと思います。
センスの問題だな。
磁石内蔵羊毛、完成。
続いて、ニードルわたわたで同じくらいの大きさの球体を作ります。こっちが顔。大きさの比率は個人の好みでいいと思う。ミョウガ流は1対1。
では、顔を仕上げていきます。磁石の入っていないほうの球体の3分の2ほどを薄茶のフルフィールで、3分の1ほどを白のアクレーヌでコーティングします。仮留め。ふわっふわの状態を保ちます。
薄茶のフルフィールで適当な大きさの菱形を作ったら、糸切りバサミで半分に切ります。耳。
耳っぽい位置に刺しつけてください。白の部分が真下です。
猫っぽいシルエットだけど、耳の位置と角度が微妙に違う。ミョウガ流。
次に口のとんがった部分を作ります。ミョウガ流では顔本体の半分くらいの大きさの白のアクレーヌを使います。けっこう思い切った量。口っぽい位置に刺しつけてください。薄茶と白に半分ずつかかるくらい。
こんな感じになります。
鼻から目元にかかる部分を薄茶のフルフィールで色付けしましょう。
このときに顔全体を差し固めます。ふわふわの状態だと目が埋もれてしまいます。ただし後頭部は接着面になるのでそのままで。固める作業は後からいくらでも出来ます。いかに固めないかの勝負。
続いて目と鼻です。黒のアクレーヌを丸めて作ります。ミリ単位の作業。
個人的には鼻を先につけると目の位置が決めやすくなると思います。ミョウガ流の目の位置は口の膨らみに沿うような位置になります。
マユゲ。白のアクレーヌを丸めます。ミリ単位の作業再び。
目の上に刺しつけます。……全然、目立たねぇけど。
これで顔は完成です。
磁石入りのパーツ、胴体を仕上げていきます。こちらも3分の2を薄茶のフルフィール、3分の1を白のアクレーヌで覆います。仮留め、なんですが、気持ち固める感じで、ですかね。軽くちくちくします。ふわっふわってほど緩くなくていいです。
当然、磁石が入っているので中央部分は針が貫通しませんし、磁力で針が持っていかれます。針の側面でなでるように、
上手いことやってください。
胴体の端のほうに太もも部分を刺しつけます。すっげー磁石が邪魔だと思いますが、良い角度を見つけてちくちくしてください。
すぐに慣れる。
尻尾と前足、後ろ足を作ります。この尻尾は犬というよりキツネのそれに近いと思うので、犬らしい尻尾は各自工夫してください。
チャムさんへの宿題。
あとはパーツを接着して完成。体編の説明が超絶短い(笑)。実際、労力の大半は顔に集中していると思います。それがミョウガ流。
ちなみにミョウガ流では、胴体の太もも部分に後ろ足をつけ、頭部を接着してから最後に前足を刺しつけます。これはクセみたいなものだから好きな順番でやればいいと思う。
完成した柴犬です。ところが問題発生。マグネットとして使用するには磁力がめっちゃ弱い。弱すぎる。最初のニードルわたわたが多すぎたらしい。数ミリ厚いだけで磁力がガクンと落ちる。
要するに失敗。長々と作り方を説明してきたのが失敗作。こういうケースもあるというリアリズム。そんな目でオレを見んな。
以上です。天理でした。
天理様のメイキング、すごく見てて楽しいです((o(^∇^)o))
成る程…後からくっつける部分は刺さずにふわふわにしてるのかぁ…それにしても細かい!
そして前回ブログでの楠木様の作品も素晴らしい!!ずっと眺めていられます…
塩谷様の表紙も可愛くて素敵です!どこに売ってるんでしょ( ☆∀☆)
皆様本当にすごい!!皆可愛い!!