2021-02-15 20:18:05
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コメント(14)
どうも。天理です。今日は病院でした。2時間以上、全力でグズッてる子どもがいた。体力は無尽蔵だと思った。親御さんは大変だなぁ。で、病院帰り、百均に寄り道。磁石を仕入れようと思ってね。そうしたら、はるにょんさんの次女さまが作ったと思われるキットを発見。やってやろうじゃないの。
少し大人げない気もするけれど、芽は若いうちに摘んでおく必要がある。本気出す。
キットを開けたら出てきたのは、フェルティング用のニードル、無造作に詰め込まれた羊毛と、目玉用のプラスチックパーツ、ボールチェーンと、それを通すための丸カン。ペンチはここで使うのか。
ちなみに折り紙で出来た箱はゴミ箱です。細かいゴミが出たら捨てます。
詳しい説明を見ながら羊毛フェルトを作るのは初めてです。どきどきわくわく。
まず、無造作に詰め込まれた羊毛が、無造作に詰め込まれているが故に、色が混ざっちゃってる。
とりあえず、色ごとに羊毛を取り分けましょう。百円だ。多少のことは目を瞑ろう。
が、しかし。
おぞましい量の細かい羊毛がばらばらと机に舞い落ちる。号泣レベル。
はるにょんさん、羊毛フェルトってそういうものだと思わないでくださいね。
質の良い羊毛は散らばらない。作業の度に泣きながら掃除するようなものではありません。
後で掃除をしよう。気を取り直して、説明書を読んでみましょうか。
ふむふむ、ニードルは斜めに刺してはいけない。うるせぇよバカ(口が悪い)。
磁石の入った指先サイズの作品が直角刺しだけで出来るわけがないだろう。我流で行こう。
ん? 最後、猫とボールをボンドで接着するの?
羊毛フェルトなのに? ちくちくすればくっつくのに?
あまりにもアホらしいので、全部指示通りに作ってみましょう。性格の悪さが出る。
悪夢だ。針が使い物にならない。太い。いくら刺してもまとまらない。
お手本は本当にキット内のニードルで作ってるのか? たぶん嘘だ。方便というやつに違いない。
しかし、はるにょんさん次女に対抗するためには、キットの通りに作らなければならない。苦行だ。
何となくゴールが見えてきた、気がする。
ここまで来るのに膨大な時間を費やしている。とにかく、針が悪い。
はるにょんさん、ハマナカさんのニードルを買ってあげてください。次女さん可哀そう。
ねこ本体の完成。もうこれでいいんじゃないのか。野球ねこって意味解んないよ。
いや、本当に大変だった。難しすぎ。私が最初に手にしたのがこれだったら、間違いなく挫折してます。
はるにょんさん、「ニードルわたわた」という商品がありましてね、それ使えば10倍速で作れます。
安い。大雑把な形を作る芯用の羊毛で、質の良い羊毛は表面にコーティングするだけでいいのです。
ちょいと無駄話をしている間に野球ねこ完成。めっちゃ羊毛が余った。これ合ってる?
雑感としては、初心者が手を出すものじゃない。アクレーヌのキットでも買ってあげて。
フルフィールも初心者向けだけど、これも細かい羊毛が散らかる。呼吸器にも良くないと思う。
アクレーヌは散らからずまとまりやすい天理オススメの一品。ただし羊毛ではないから、厳密に羊毛フェルトにこだわるなら注意が必要。私の作品は基本、芯がニードルわたわたで表面がアクレーヌ。色のバリエーションが少ないという欠点もあるけど、ハイブリッドの技を極めるか、必要な時だけウールキャンディでも使えばいい。欲しい色だけ。私はそうしてる。
完成品。良く頑張ったと思う。
作業時間にして実に4時間。5個はネタが回収できる時間。
もう二度とこのニードルを使うこともないでしょう。
キャップとボール、超ムズカシイよ。キャップが出来れば大抵の形状は再現可能だと思う。
野球ボールの縫い目ね。バランスを計算しながらこれが出来たら大体の物は作れるような気がする。
あとは丸カンをぶっ刺してボールチェーンを付けるのか。ボンドが乾いたらね。そういう順番だった。
あくまでもお手本通りに作ってみました。すごく効率の悪い作り方だと思った。
明日は天理流の猫の作り方でも紹介しましょうか。需要がありませんか。
本日は以上です。天理でした。
最後にもちこちゃんと。
絶対もちこちゃんのほうがセンスいいよ。
相手が13歳の少女であろうと、容赦しません。それが天理。
マウンドまで送りにゃんこ好きですね。作れないんだよなー。